公開日 2004 年 4 月 21 日 (水) 最終更新日 2004 年 4 月 23 日 (金) お客様各位 株式会社インターネットイニシアティブ TCP プロトコルの脆弱性による SEIL シリーズへの影響について 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 平素は弊社製品サービスをご利用頂き、誠にありがとうございます。 英国のセキュリティ情報機関 NISCC より報告のあった TCP プロトコルの脆弱性 (NISCC Vul/236929) が SEIL シリーズにも影響を及ぼすことが判明致しました。 本脆弱性の概要、影響範囲、および対処方法についてご案内致します。 [概要] 悪意のある第三者からの不正なパケットを受信することにより、SEIL と正規の クライアントとの間の正常な通信を妨害される、あるいは、不正なデータを挿入 されるといった攻撃を受ける可能性があります。 本脆弱性の詳細は以下の URL で参照可能です - NISCC Vulnerability Advisory 236929 Vulnerability Issues in TCP http://www.uniras.gov.uk/vuls/2004/236929/index.htm [該当機種] 以下の製品が本脆弱性の影響を受けます。 機種 バージョン ------------------- --------------------------------------------------- SEIL/Turbo Ver.1.19 より前のファームウェア SEIL/neu 2FE Plus Ver.1.10 より前のファームウェア SEIL/neu 2FE,128,T1 Ver.2.22 より前の Ver.2 系ファームウェア および Ver.1.90 より前の Ver.1 系ファームウェア SEIL/neu ATM Ver.1.36 より前のファームウェア ------------------- --------------------------------------------------- [影響範囲] SEIL との間で TCP プロトコルによる通信を行う機能が、本脆弱性の影響を受け ます。具体的には Telnet、Secure Shell、HTTP、FTPが該当します。 TCP セッションを不正にリセットされることにより、正常な通信が妨げられる恐れ があります。また、正常な通信の途中で悪意のあるデータを挿入されることにより、 不正な操作が行われる恐れがあります。 [対策] * ファームウェアの更新 本脆弱性に対する修正を含むバージョンへのアップデートを行ってください。 機種 バージョン ------------------- --------------------------------------------------- SEIL/Turbo Ver.1.19 以降のファームウェア SEIL/neu 2FE Plus Ver.1.10 以降のファームウェア SEIL/neu 2FE,128,T1 Ver.2.22 以降の Ver.2 系ファームウェア または Ver.1.90 以降の Ver.1 系ファームウェア SEIL/neu ATM Ver.1.36 以降のファームウェア ------------------- --------------------------------------------------- * パケットフィルタ 当面の対応策として、パケットフィルタ機能を併用し SEIL 宛の TCP パケットを 信頼できるネットワークインターフェイスからのみに制限する設定を行うことで 不正パケットの受信を回避できます。 [更新履歴] 2004/04/21 (水) 本書面を公開 2004/04/23 (金) ファームウェアのリリースに伴い対策内容を更新 影響範囲に FTP を追記 以上