concept

SEIL/SMFプロダクト

 ここでは、SEIL/SMFが作り出す新しい概念のネットワークマネージメントを実現している当社製品・サービスの概要と、各製品・サービスがSEIL/SMFのコンポーネントをどのように利用し、プロダクトとして成り立っているかを紹介します。

「SEIL Series」:SEIL Engine+SEIL Stackを実装したIIJ製ルーター

SEIL Series SMFv2のサービスアダプタとして動作可能な、IIJ製のルータ機器です。ネットワーク機器を導入するエンドユーザへ提供しています。
 SEIL Seriesは、ネットワーク機器向けにNetBSDをチューニングした組み込みネットワーク機器向けエンジン「SEIL Engine」と、その上で動作するIIJが改良を加えたIP Stack群である「SEIL Stack」によって成り立っています。SEIL Stackは提供される機能内容に応じて、Level A〜Cに分かれており、SEIL Seriesはそのすべてを実装しています。


「IIJ SMF sxサービス」:SEILの自動設定と集中管理を提供するネットワークマネージメントシステム

IIJ SMF sx SEILの自動設定と完全集中管理を実現するIIJのサービスで、主にITネットワークを持つ企業へ提供されるものです。
 このサービスにおけるサービスアダプタは、SEIL Engine+SEIL Stackを実装するSEIL SeriesまたはOther SEILに限定されます。
 サービスアダプタの電源投入後、SEIL Engine上で動作しているARMS Libraryが、ARMSを利用してLS及び、IIJが独自に開発を行ったRS自動接続を行います。
 IIJのRS上にはサービスアダプタの設定情報を保管するデータベースや、設定変更やステータス確認を行うマネージメントユーザインタフェースが用意されます。ネットワーク管理者は、このマネージメントユーザインタフェースへアクセスするだけで、管理下にあるすべてのサービスアダプタの設定・管理を行うことができます。

「SEIL Engine」:IIJのノウハウを詰め込んだネットワーク機器向け組み込みエンジン

SEIL Engine 「SEIL Series」に組み込まれている基本ソフトウェアがSEIL Engineです。NetBSDをベースに究極までチューニングしたこのエンジンは高い移植性を持っており、ネットワーク機器を開発するハードウェア事業者へ提供されます。
 SEIL Engineに加え、IIJがISP事業で得たノウハウを基に改良したIP Stackモジュール群「SEIL Stack」も提供されます。SEIL StackはSEIL Engine上でのみ動作し、機能内容に応じてLevel A〜Cの三つにグルーピングされて提供されます。
 SEIL EngineとSEIL StackのLevel A〜Cすべてを実装したハードウェアは、ファームウェアレベルではSEIL Seriesと同一の機能が利用可能です。
 また、SEIL Engineを実装しないハードウェア向けに、 NetBSDやLinux上でARMSによる通信を行うためのモジュール「ARMS Library」が無償で提供されます。
 ARMS Libraryを実装したサービスアダプタの固有情報(Distribution-ID)はIIJに設置されたLSへ登録され、SMFv2のサービスアダプタとして動作させられるようになります。ARMS Libraryを実装することで、SMFv2のサービスアダプタとして動作させられるようになります。

「SMFv2」:SMFの仕組みを広範囲で利用可能なものへ昇華させるフレームワーク

SMFv2 SMFv2では大きく次の二つが、ISP/サービス事業者へ提供されます。
 一つは「LSサービス」で、自社サービス向けRSをIIJに設置されたLSへ登録し、特定のサービスアダプタを任意のRSへ誘導するためサービスです。
 もう一つが「SMF SDK」で、SMFv2を利用したシステムサービスを構築するためのソフトウェア開発キットです。SMF SDKを用いることで、自社サービスに特化したRSを構築することができます。
 ARMS Libraryを実装したサービスアダプタをLSサービスによって自社サービス向けRSへ誘導し、SMF SDKで開発したRSからの設定・管理を行えるようになります。

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