MACアドレスリストの書式

MACアドレスフィルタ機能で使用するMACアドレスリストファイルの書式

MACアドレスフィルタ機能で使用するMACアドレスリストファイルは、以下に示す書式のテキストファイルとして記述します。
1: 記述例
00:E0:4D:0C:01:12
00:E0:4D:0C:01:14
# comment
00:E0:4D:0C:01:18 # comment
  • MACアドレスは行頭から1行ごとに1つ記述します(行頭にスペースなどを含めない)。
  • 行頭が"#"である行はコメントとなります。
  • 空行は無視されます。
  • MACアドレスの記述について、"0"は省略できません。
  • 大文字と小文字は区別しません。
  • 8bitごとに":"で区切る表記のみ使用できます("-"や"."で区切る表記は使用できません)。

設定上限

MACアドレスリストファイルに記述可能なMACアドレスの個数は、ファイルサイズによって制限されます。
ファイルサイズ上限
512KB
(コメント等を含まない場合、およそ20,000個のMACアドレスを記述できます)

MACアドレスリストのエラー

MACアドレスリストファイルは以下の条件に当てはまるとエラーとなり、取得失敗とみなされます。
  • 空行を除く、MACアドレスまたは"#"(コメント)以外の文字で始まる行の含まれるファイル。
  • MACアドレスリストファイルのファイルサイズが512KB以上の場合、または読み込みに必要な空きメモリが不足している場合。
  • MACアドレスリストの読み込み(ダウンロード)に20秒以上要する場合。
また、以下のようなファイルは動作保証外であり、エラーとなったり意図通りに動作しない場合があります。
  • 1行が1024Byte以上となる行が含まれるファイル。
  • Macintosh形式のテキストファイル(改行コードが"CR"のファイル)。

重複に関する注意

MACアドレスの直接指定とMACアドレスリストファイルを併用する場合や、複数のMACアドレスリストファイルを 使用する場合、同一MACアドレスの重複登録に注意してください。
  • MACアドレスリスト内ではMACアドレスの重複チェックは行われません。
  • 重複して登録され、かつルール(pass/block)の異なるエントリがある場合、後から読み込み完了したルールが適用されます(コマンドラインの記述順にはよりません)
  • あるMACアドレスリストから読み込み済みのMACアドレスを別のMACアドレスリストへ移動させた場合、次の更新時に意図通りに反映されない場合があります。