監視対象のイベントの詳細

設定可能な監視対象及び監視動作に関するパラメータは、イベント種別ごとに異なります。

LANインタフェースのリンク状態の変化

LANインタフェースのリンク状態を監視し、状態変化を検知します。 リンクアップ(linkup)及びリンクダウン(linkdown)状態の変化を検知可能であり、 監視対象として一方または両方を指定可能です。

PPP及びPPPoEインタフェースのPPP接続状態の変化

PPPまたはPPPoEインタフェースに結び付けられているPPP接続の接続状態を監視し、状態変化を検知します。 接続(connect)及び切断(disconnect)状態の変化を検知可能であり、監視対象として一方または両方を指定可能です。

USBインタフェースの機器挿抜状態の変化

USB機器の挿抜状態を監視し、状態変化を検知します。USB機器の挿入(plug)及び抜取(unplug)状態の変化を検知可能であり、監視対象として一方または両方を指定可能です。

注: 起動時に既にUSB機器を取り付けられていた場合は検知しません。

異常起動の検知

本機が起動すると、イベントとして検知します。 電源投入(power-on-boot)、ソフトウェアリセットによる再起動(soft-boot)、及びWatch Dog Timerによる再起動(watchdog-reboot)の起動要因を検知可能であり、 監視対象としていずれかまたは任意の組み合わせを指定可能です。

注:
  • このイベントによる通知は、起動時に1度だけ行います。
  • SEIL/x86では動作しません。

任意のホストのping応答

任意のホストに対して定期的にping(ICMP Echo Request / ICMPv6 Echo Request)を送信し、応答状況の変化(up/down)を検知します。

送信間隔と、ダウンとみなす連続無応答回数を指定可能です。
注:動作開始時の状態
SEIL/X, B1 ver.4.30 及び SEIL/x86 ver.2.80以降
初期状態を unknown として動作を開始します。このため動作開始後に一度だけ 「Unknown to Up」または「Unknown to Down」のイベントが発生します。
SEIL/X, B1 ver.4.21 及び SEIL/x86 ver.2.71以前
初期状態を up として動作を開始します。