show status route6

経路表(IPv6)を参照する。

実行権限
admin, user
対象機種
SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
show status route6 [all | counter | mtu | dst <dst_prefix> [detail]]

実行例

# show status route6
Flags: C - Connected, M - Miscellaneous, R - RIPng, S - Static
       * - System route, ! - inconsistent

Destination              Gateway                  Interface Flags  Dist.
default                  fe80::2e0:4dff:feff:11d  lan1      R*      120
::1/128                  loopback                 loopback  C*        0
fc00::/64                lan1                     lan1      C*        0
fc01::/64                lan0                     lan0      C*        0
fe80::/64                faith0                   faith0    C*        0
fe80::/64                loopback                 loopback  C*        0
fe80::/64                lan2                     lan2      C*        0
fe80::/64                lan1                     lan1      C*        0
fe80::/64                lan0                     lan0      C*        0
ff01::/32                loopback                 loopback  M*        -
ff02::/32                lan0                     lan0      M*        -
ff02::/32                lan1                     lan1      M*        -
ff02::/32                lan2                     lan2      M*        -
ff02::/32                loopback                 loopback  M*        -
ff02::/32                faith0                   faith0    M*        -
all
システム経路として採用されていない経路も含めて表示
counter
各経路毎のシステム上での参照回数を表示
mtu
各経路毎のMTU情報を表示
dst
<dst_prefix>にて指定した経路情報のみを表示
<dst_prefix>
宛先のネットワークを指定
detail
経路の詳細情報を表示

Note

show status route6 で表示される Flags の情報は、以下の通りです。 detailオプションを指定すると、さらに以下の情報が表示されます。
Flag名 解説
C 経路の起源(origin): connected経路
M 経路の起源(origin): システムによる直接管理
  • ルーティングプロトコルや静的経路によって制御されない、動作上必要な経路情報です。マルチキャスト用の経路やループバック経路を含みます。
O 経路の起源(origin): OSPFv3経路
R 経路の起源(origin): RIPng経路
S 経路の起源(origin): static経路
! ルーティングプロセスとシステムとの間で一致しない経路
* System route(システム経路): static経路
  • システムの経路情報として有効な経路です。
  • Dist. は各ルーティングプロトコル毎のディスタンス値を示します。connected経路(インタフェースに直接割り当てられたアドレス空間に対応する経路)については、常に 0 となります。また、static経路として ディスタンス値を 255 に設定した場合は、システム経路として採用されません。