A01976

IPv4経路制御における再帰的な経路参照の動作について、経路のネクストホップがコネクテッド経路に含まれないIPv4アドレスであった場合の動作を変更しました。また、従来通りの動作を選択するオプション設定を追加しました。

関係する機能
経路制御
オプション
該当機種 変更適用バージョン
SEIL/X1, SEIL/X2 7.07
SEIL/B1 7.07
SEIL/x86 Fuji 7.07
SEIL BPV4 7.07

変更・修正内容

経路のネクストホップにIPv4アドレスを指定する場合は、通常はコネクテッド経路に含まれるアドレスを指定します。

コネクテッド経路外のアドレスが設定された場合や、コネクテッド経路の消失によってネクストホップがコネクテッド経路外となった場合、従来は再帰的な経路参照によって、Point-to-Pointインタフェースまたはdiscardをゲートウェイに持つ経路にマッチした場合は有効な経路とされましたが、これを無効な経路とするように変更しました。

これにより、経路のネクストホップの再帰的な参照が起き、マッチした経路のネクストホップがコネクテッド経路に含まれない場合、当該経路は無効となります。

また、次のオプション設定を追加しました。本バージョン以降に仕様変更前の動作を必要とする場合は設定を追加してください。

option ip recursive-lookup { off | tunnel-gw }

off
再帰的に参照した経路のゲートウェイがコネクテッド経路に含まれない場合、当該経路は無効
tunnel-gw
再帰的に参照した経路のゲートウェイがPoint-to-Pointインタフェースまたはdiscardであった場合、当該経路は有効

本バージョン以降のデフォルト動作は "off" となります。

また、ファームウェアバージョンによるデフォルト動作の違いは次の通りです。

  • ver.7.07以降 : off (変更可)
  • ver.5.60以降 : tunnel-gw 指定相当
  • ver.5.60未満 : off 指定相当