OpenSSHによるSecure Shell Protocol Ver.1実装の脆弱性

Secure Shell Protocol Ver.1実装の脆弱性に対する遠隔の第三者からのサービス運用妨害攻撃 (Denial of Service)により、SEILが一時的に高負荷状態に陥り、処理能力が低下する可能性

報告日

2006/10/19

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/Turbo 1.00 - 1.70
SEIL/neu 2FE Plus 1.00 - 1.70
SEIL/neu ver.2.x 2.00 - 2.29
SEIL/neu ver.1.x 1.52 - 1.95
SEIL/neu ATM 1.10 - 1.41

SEILシリーズへの影響内容

SEILのSecure Shell Protocol Version 1 (rsa1)を有効に設定した場合、遠隔の第三者から攻撃パケットを受けると、本脆弱性の影響でSEILが一時的に高負荷状態に陥り、各種機能の提供に支障が生じる可能性があります。 高負荷状態は10分間程度継続し、その後は正常な状態に復帰します。 Secure Shell Protocol Version 2(rsa/dsa)のみ設定している場合は影響を受けません。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/Turbo 1.71
SEIL/neu 2FE Plus 1.71
SEIL/neu ver.2.x 2.30
SEIL/neu ver.1.x 1.96
SEIL/neu ATM 1.42

設定による回避

  1. Secure Shell Protocol Version 1の不使用

    • Secure ShellによるSEILへのアクセスが必要な場合、Secure Shell Protocol Version 1の使用を避けることで本脆弱性の影響を回避できます。

    • "sshd hostkey rsa1 none"コマンドでrsa1のhostkeyを削除すると、Secure Shell Protocol Version 1が使用不能となります。

  2. Secure Shellの不使用

    • Secure ShellによるSEILへのアクセスが不要であれば、Secure Shell機能自体を不使用(sshd disable)とすることで本脆弱性の影響を回避できます。なお、SEIL/neu 2FE Ver.1系ファームウェア、および、SEIL/neu ATMはSecure Shell Protocol Version 2に対応していないため、対策済ファームウェアを適用しない場合、Secure Shell機能自体を不使用(sshd disable)とする必要があります。

  3. IPフィルタによるアクセス制限

    • 予防的観点から、遠隔の第三者からSEILへのSecure Shellアクセスを破棄(block)するIPフィルタルールの適用を推奨します。

関連情報

  1. Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) CVE-2006-4924

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