URLフィルタ機能の脆弱性

URLフィルタ機能の脆弱性による、攻撃者により本機の任意の処理が実行される可能性

報告日

2009/10/26

SEILシリーズの該当状況

以下のバージョンにおいて影響を受けます。

機種 バージョン
SEIL/X1 2.40 - 2.51
SEIL/X2 2.40 - 2.51
SEIL/B1 2.40 - 2.51

SEILシリーズへの影響内容

アプリケーションゲートウェイ機能のURLフィルタ機能を用いた場合、URLをカテゴリ 分類する処理において、特定のURLによりバッファオーバーフローを 引き起す脆弱性があります。

この脆弱性が悪用された場合、URLフィルタ機能を使用してWebアクセスする ユーザが、攻撃者によって細工されたURLを参照しようとすることにより、 本機の任意の処理が実行される可能性があります。

本脆弱性は、カテゴリでURLフィルタを設定(url-category を使用)してい る場合に該当し、パターンのみでURLフィルタを設定(url-pattern を使用) している場合には該当しません。

SEILシリーズにおける対応

本脆弱性を修正したファームウェアをリリースしました。

下記のバージョン以降への早急な変更を推奨します。

機種 バージョン
SEIL/X1 2.52
SEIL/X2 2.52
SEIL/B1 2.52

設定による回避

なし

© Internet Initiative Japan Inc.