エイリアスアドレス(IPv4)の設定手順

インタフェースのIPアドレスに、通常使用するアドレスのほかにエイリアス(別名)アドレスを設定する手順を説明します。

  1. 設定パラメータを用意する
    表 1. 用意する設定パラメータの例
    項目 備考
    設定するインタフェース lan0  
    グローバルアドレス(割り当てネットワーク) 203.0.113.1(203.0.113.0/29)  
    エイリアスアドレス(割り当てネットワーク) 192.168.1.1(192.168.1.0/24)  
  2. LANインタフェースのプライマリアドレスを設定する
    # interface lan0 address 203.0.113.1/29
    #
    • lan0インタフェースにグローバルアドレスを設定します。また、サブネットマスクを、割り当てられたネットワークに合わせて設定します(/29)。
    注:
    • "address" キーワードを使用すると、インタフェースのプライマリアドレス(1つ目のアドレス)が変更されます。
    • TenletやSecure Shellを用いてlan0インタフェースからログインして操作を行っている場合、IPアドレスの変更によりセッションが維持できなくなります。 接続を一旦切断し、操作端末のIPアドレス設定を変更して再ログインしてください。
  3. LANインタフェースのエイリアスアドレスを追加する
    # interface lan0 address 192.168.1.1/24
    #
    • lan0インタフェースにプライベートアドレスを追加します。また、サブネットマスクを、割り当てられたネットワークに合わせて設定します(/24)。
    注:
    • "add" キーワードを使用すると、現在のIPアドレス設定を残したままエイリアスアドレスとして追加されます。
  4. 設定状態の確認
    # show config interface lan0
    interface lan0 media auto
    interface lan0 add 203.0.113.1/29
    interface lan0 add 192.168.1.1/24
    #
    • interface コマンドの "add" キーワードは、IPアドレスを1つ追加します。
    • "address" キーワードは、先頭のIPアドレスを書き換えます(コンフィグには "add" と設定されます)
    • 必要なIPアドレスを設定した後、不要なIPアドレス設定が残っている場合は "delete" キーワードで削除してください。
    注: Unnumberedインタフェースの下位レイヤーとして設定しアドレス借受元となる場合、1つ目のアドレスが使用されることに注意してください。 プライベートアドレスが1つ目に設定されていると、正常なインターネット通信が行えません。

以上で設定は終了です。