[Standalone] ファームウェア更新にファイルサーバを利用する手順

ネットワーク上の任意のファイルサーバに置かれたファームウェアイメージをダウンロードし、更新する手順を説明します。

始める前に

  • あらかじめファイルサーバにファームウェアイメージファイルを設置してください。利用可能なプロトコルは、"update firmware" コマンドでのURL指定における対応スキームに準じます。
    対応スキーム
    ftp://, http://, https://, scp://, tftp://
  • ファームウェア更新後に任意のタイミングで再起動する必要があります。未保存のコンフィグがある場合はあらかじめ保存してください。

手順

  1. updateコマンドを実行する
    # update firmware https://www.example.jp/x4-1.00/seilfirm.img
      % Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                     Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
    100 8917k  100 8917k    0     0  60.4M      0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 60.4M
    running version: 1.00 (release1)
    update version : 1.01 (release2)
    update?[y/N] y
    update firmware succeeded
    注:
    ファームウェア更新処理中に装置の電源を落とさないでください。故障の原因になります。
    • updateコマンドは内部ストレージのファームウェア領域を書き換えます。更新後のファームウェアは、次回以降の再起動時に読み込まれます。
  2. 再起動する
    # reboot
    Really reboot system now?[y/N] y
    rebooting...
    • 新しいファームウェアを適用するため、任意のタイミングで再起動してください。
  3. バージョンを確認する
    # show system version
    SEIL/X4 IPL Monitor version 1.00
    SEIL/X4 Ver. 1.01 (release2)
    • ログインし、バージョンを確認してください。

タスクの結果

以上でファームウェア更新手順は完了です。