モバイルデータ通信端末の制御

モバイルデータ通信端末の制御に関する仕様

概要

CID または APN のみを指定
端末に登録済みのPDP Contextを検索し、一致するCIDまたはAPNがあれば、そのPDP Contextを使用 して接続します。
PDP-typeを併せて指定した場合には、PDP-type が一致するPDP Contextを検索します。
CID 及び APN を指定
端末に登録済みのPDP Contextを検索し、CIDが一致するPDP Contextを使用します。
PDP Contextが存在しない場合や、APNやPDP-typeが一致しない場合には、PDP Contextを端末に登録した上で接続します。

電波の受信レベル

電波の受信レベルは、端末が保持する電波の受信レベルの最小値を0%とし、最大値を100%とする値で表示します。 圏外の場合には "not detected"、モバイルデータ通信端末から電波の受信レベルを取得できない場合には "unavailable"と表示します。

モバイルデータ通信端末のリセット

モバイルデータ通信端末を使用して長期間継続運用する場合、モバイルデータ通信端末に発生する動作異常を考慮する必要があります。

モバイルデータ通信端末の長期間稼動に起因する動作異常の予防、及び、利用不能の状態から復旧するために、自動または手動でモバイルデータ通信端末をリセットする機能を提供します。

自動リセットタイマー

自動リセットタイマーにより、定期的にモバイルデータ通信端末をリセットします。

  • 設定反映時点からの経過時間によって、モバイルデータ通信端末をリセットします。
  • クリアコマンドにより、経過時間のタイマーを初期化できます。
  • リセット実行後はタイマーを初期化し、設定された時間が経過するたびにリセットを実行します。
  • タイマーはシステム時刻から独立したインターバルタイマーであるため、リセット間隔は時刻調整の影響を受けません。
    • 計算上のインターバルタイマーと実時間の時間経過速度には誤差がありますが、NTP機能が有効である場合にはこの誤差は補正されます。
接続失敗カウンタ

モバイルデータ通信端末の接続エラーをカウントし、接続エラーの状況が継続していることを検出するとモバイルデータ通信端末をリセットします。

  • モバイルデータ通信端末を用いた接続が失敗するごとに、接続エラーをカウントします。
  • 接続エラーが連続で規定回数カウントされると、当該モバイルデータ通信端末をリセットします。
  • 接続に成功すると、カウントをクリアします。
  • リセット実行後は、接続エラーのカウントをクリアし、カウントを継続します。
    • 接続エラーが継続する場合は、カウントが規定回数に達するたびにリセットを実行します。
  • 手動または自動でリセットが実行されると、カウントをクリアします。
死活監視

任意のIPv4アドレスを監視対象として、デバイス名に関連付けて設定します。監視対象に定期的に監視パケットを送信し、監視エラーの状態が継続した場合に関連付けられたデバイス(モバイルデータ通信端末)をリセットします。

  • 監視パケットにICMP Echoを用います。
  • 監視パケットの送信に失敗した場合、または規定時間内に応答が無い場合に監視エラーをカウントします。
  • 監視エラーが連続で規定回数カウントされると、監視対象のステータスをdownとし、当該モバイルデータ通信端末をリセットします。
  • 監視パケットに応答があると、監視エラーのカウントをクリアし、監視対象のステータスをupとします。
  • デバイス名(モバイルデータ通信端末)ごとに監視対象を4個まで設定できます。
    • 監視対象を複数設定した場合、監視エラーのカウントは個別に管理します。
    • 全ての監視対象のステータスがdownになるとリセットを実行します。
  • リセット実行後は、全ての監視対象の監視エラーのカウントをクリアし、監視を継続します。
    • 監視エラーが継続する場合は、カウントが規定回数に達するたびにリセットを実行します。
コマンド実行による手動リセット

コマンド実行により任意のタイミングでモバイルデータ通信端末をリセットできます。

注: 自動、手動を問わず、リセットが実行されると直後の3分間はリセットを実行しません。