A01694

SMFv2モードで動作するとき、SACMコントロールパネルの即時反映操作によりインタフェースの設定と動的経路制御の両方を同時に変更すると、動的経路制御機能が再起動する不具合を修正しました。

関係する機能
経路制御
PPP
PPPoE
L2TPv3
L2TP
LAN
SMFv2
IP-IPトンネル
IPsec/IKE
VLAN
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X1, SEIL/X2 5.30 5.10 ~ 5.30
SEIL/B1 5.30 5.10 ~ 5.30
SEIL/x86 Fuji 5.30 5.10 ~ 5.30
SEIL BPV4 5.30 5.10 ~ 5.30

不具合の説明

SMFv2モードで動作するとき、SACMコントロールパネルの即時反映操作により、インタフェースの設定と動的経路制御の両方を同時に変更すると、動的経路制御機能が再起動する場合があります。

不具合発生の条件

次の条件にすべて一致した場合に発生します。

  • SMFv2モードで動作している
  • SACMコントロールパネルからコンフィグ変更の即時反映を実行する
  • 反映する内容にインタフェース(interface)と動的経路制御(route dynamic, route6 dynamic)の変更が両方含まれる

回避・復旧手段

  • インタフェースの設定変更と動的経路制御の設定変更を分けて即時反映することで回避可能です。
  • 次回起動時反映の場合は影響をうけません。

変更・修正内容

SMFv2モードで動作するとき、SACMコントロールパネルの即時反映操作により、インタフェースの設定と動的経路制御の両方を同時に変更すると、動的経路制御機能が再起動する不具合を修正しました。

  • OSPFやBGPなどを処理する内部プログラムが再起動するため、経路情報の学習が完了するまで通信断が発生する可能性がありました。

備考

類似の既知の不具合 A01716, A01717 の情報も参照してください。