SEIL/B1の異常検知時のLED表示について

SEIL/B1の異常検知時のLED表示について説明します。

異常検知時のLED表示と故障判断

起動時または再起動時の自己診断テストで回復不能な動作異常を検知すると、STATUS LEDは以下の状態になります。

No LAN0 LAN1 MODE POWER 意味
1 - - 赤点滅 緑点灯 自己診断テストによる回復不能な動作異常の検知を示します。
2 - - 赤点灯 赤点灯 SMFモードでのコンフィグ取得の失敗を示します。
3 - - - - 電源をONにしたのに反応がない場合を参照してください。
4 - - - 緑点灯 電源をONにしたのにPOWER LED以外のLEDが点灯しない場合を参照してください。
1の点灯パターンの場合
MODE LEDの点滅回(一定間隔の点灯/消灯の後に数秒間消灯するのを1周期とし、1周期あたりの点滅回数)により異常の種別を判別することができます。
MODE赤点滅回数 意味
4回 ハードウェア的な動作異常を検知したことを示し、機器故障の可能性があります。
1~3回
フラッシュメモリ上のファームウェアの異常を検知し、起動する(読み込む)ことができないことを示します。
(ハードウェア故障を示すものではありません)
2の点灯パターンの場合
SMFモードで起動した際のコンフィグ取得の失敗を示します。 SMFサービスの提供元と連携し接続回線や回線終端装置(モデムなど)などWAN側の接続・通信状況を確認してください。
SMFサービスのサポートセンターへご連絡ください(機器故障ではないため修理は不要です。)

USB接続時の故障判断

USB接続時に、USB機器に反応がない場合、USB機器の故障かSEILのUSBコネクタの故障が考えられます。
USBが過不足なくUSBコネクタに接続できていること確認し、接続不良が原因による無反応ではないことを確認してください。
そのうえで無反応だったUSB機器を別の機器に接続し、動作を確認してください。そちらでも無反応の場合はUSB機器が原因である可能性があります。
また、他の正常に動作することが確認できているUSB機器をSEILに接続して反応があるか確認してください。反応がない場合、USBコネクタが原因である可能性があります。

対応

STATUS LEDが1の状態の場合またはUSBコネクタに異常がある場合、機器故障の可能性があるためご利用のサービスに対応したお問い合わせ先に連絡をお願いします。
ご利用のサービス お問い合わせ先
IIJ SMF sxサービスまたはSEILレンタルサービスの場合 IIJサポートセンター
SACMの場合 サービス提供元
販売代理店から購入して利用している場合 購入した販売代理店