D00645

静的NAPTにおいて、転送先とされているアドレスからTCP/UDP以外のパケットを受信した場合に、アドレス書換が適用されない不具合を修正しました。

関係する機能
NAT/NAPT
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X4, CA10 3.40 2.70 ~ 3.33
SEIL/x86 Ayame 3.40 2.70 ~ 3.33

不具合の説明

静的NAPTはTCP/UDP以外のパケットも書き換え対象とする仕様ですが、パケットの送信元が静的NAPT設定で転送先として設定されているアドレスであった場合に、書き換えが適用されませんでした。

これにより次のような問題が発生する場合があります。 * LAN側ホストや本装置がICMPによって外部アドレス宛ての死活監視を行うとき、監視パケットの送信元アドレスが静的NAPTの転送先アドレスに一致する場合、静的NAPTによる送信元アドレスの書換が働かず、死活監視が正常に働かない(常にICMP応答が得られない)

NAPT(動的NAPT)においてはTCP/UDP以外のパケットも書き換えが適用されるため、NAPTと静的NAPTを併用されている場合は本問題が表面化しないことがあります。

回避・復旧手段

NAPT(動的NAPT)においてはTCP/UDP以外のパケットも書き換えが適用されるため、パケットの送信元アドレスが対象となるNAPTルールを追加することで回避できます。