D00686

PPPAC機能を使用しているとき、値が500未満のMRU Optionを含むLCP Configure-Requestを受信するとPPPACデーモンが異常終了する不具合を修正しました。

関係する機能
PPPアクセスコンセントレータ
該当機種 修正適用バージョン 影響を受けるバージョン
SEIL/X4, CA10 3.44 1.00 ~ 3.43
SEIL/x86 Ayame 3.44 2.01 ~ 3.43

不具合の説明

PPPAC機能が扱うL2TPおよびSSTPにおいて、値が500未満のMRU Optionを含むLCP Configure-Requestを受信するとPPPACを処理するデーモンプロセスが異常終了します。

ただし、L2TPはL2TP/IPsecによってトンネルを保護している場合は影響を受けません。

回避・復旧手段

次の設定によりPPPACのL2TP接続にIPsecを必須とすることができます。

interface.pppac[].l2tp.ipsec.requirement: required
interface.pppac[].l2tp.ipsec.preshared-key: <secret>

...ipsec.requirement は required が既定値です。 明示的にoptionalが設定されている場合はIPsecによる保護無しのL2TP接続要求を受け入れるため影響を受けます。

本問題により異常終了したデーモンは自動で復旧しますが、異常終了によってセッションは全て切断されます。

SSTPについては設定による回避ができません。

備考

PPPACインタフェース以外でLCPやVPNを扱うインタフェース(PPPoE、PPP、IPsec、およびL2TPv3インタフェース等)は、本不具合の影響を受けません。

関連情報