arp

ARPを設定する。

実行権限
admin
対象機種
SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4

arp add

静的ARPの設定を追加する。

設定上限
機種 上限
SEIL/B1 16
SEIL/X1 16
SEIL/X2 16
SEIL/x86 Fuji 16
SEIL BPV4 16
arp add <IPv4address> <MACaddress> [proxy { on | off }]
<IPv4address>
対象とするIPアドレス
<MACaddress>
IPアドレスに対応付けるMACアドレス
proxy
ARPリクエストに対する応答の制御
既定値
off
on
応答する
off
応答しない

Note

IPアドレスとMACアドレスを対応付けるARPテーブルのエントリを静的に設定できます。

arp delete

静的ARPの設定を削除する。

arp delete { <IPv4address> | all }

Parameters

<IPv4address>
削除する静的ARPのIPアドレス
all
すべての静的ARPを削除する

arp modify

静的ARPの設定を変更する。

arp modify <IPv4address> [<MACaddress>] [proxy { on | off }]
arp modify
静的ARPの設定を変更する
<IPv4address>
変更するエントリのIPアドレス
  • パラメータの詳細はarp addを参照

arp reply-nat

NAT連動Proxy ARPを設定する。

arp reply-nat { on | off }
既定値
off
on
使用する
off
使用しない

Note

NAT連動Proxy ARPを使用すると、NATのグローバルIPアドレスとして設定されたIPアドレスに対するARPリクエストに応答します。

NATのグローバルIPアドレスは、以下のコマンドにより設定されます。

  • nat static add <private_IPv4address> <global_IPv4address>
  • nat dynamic add global <global_IPv4address>
  • nat napt add global <global_IPv4address>

Proxy ARPとVRRPの連携について

VRRPの仮想IPアドレスへのARPリクエストに対して、任意のMACアドレスを代理応答するには、Proxy ARPを設定してください。

注: NAT連動Proxy ARP(arp reply-nat コマンド)ではなくProxy ARP(proxyarp コマンド)を使用してください。