SEIL/x86 FujiのHyper-Vサポート状況

SEIL/x86 FujiをHyper-V上で使用する際の参考情報。

注: この文書で記述されているHyper-Vを含む内容は執筆時点での情報や実動作を元にしており、将来的に変更される可能性があります。

動作するHyper-V

SEIL/x86 Fujiは下記のバージョンのHyper-V上で動作確認を実施しています。

サポートするHyper-V統合サービス

SEIL/x86 FujiではLinux Integration Services v2.1を元に、以下の機能を移植しサポートしています。

上記以外の、統合サービスに含まれる機能には対応していません。

注: 一部AMD社製のCPUを搭載したシステム上のHyper-Vで動作するとき、SEIL/x86 Fujiのシステムクロックが正しく動作しない問題が確認されています。

Hyper-Vおよびデバイスの認識

SEIL/x86 FujiがHyper-V上で動作していると認識した場合は、Hyper-Vデバイスの設定の有無に関わらず起動時に以下のメッセージが表示されます。
hv0 at mainbus0
hv0: Hyper-V VMBus: irq 5 idtvec 37
管理ツールで統合サービスのコンポーネントやネットワークアダプタを追加し、それが認識可能なHyper-Vデバイスである場合には以下のようなメッセージが表示されます。
(デバイスドライバ名) at hv0 relid (チャネルID) instance (デバイスインスタンスGUID)
このメッセージの直後にデバイス固有の情報が表示されます。 ネッワークアダプタの場合は以下のようにMACアドレスが表示されデバイス名がlanに変更されます。 LANインタフェースの番号は管理ツールでの設定順と同一の並びとなります。
hvnet0: Ethernet address 00:15:5d:XX:XX:XX
rename hvnet0 to lan0
なお、未対応のHyper-Vデバイスが認識された場合以下のようなメッセージが表示されます。
class (デバイスクラスGUID) at hv0 relid (チャネルID) not configured

時刻の同期

ネットワークアダプタ(hvnet)

表 1. インタフェースのカウンタの実装. "show status interface lanN"
項目 説明
Ipkts 自身宛でないフレームも含む受信パケット数
Ierrs 受信エラーパケット数
Opkts 送信パケット数
Oerrs 送信エラーパケット数(負荷等による一時的な送信バッファ不足: デバイスドライバ層)
Colls カウントなし
InOctets 自身宛でないフレームも含む受信バイト数
OutOctets 送信バイト数
InDrops 受信側ドロップパケット数(負荷等による一時的な受信バッファ溢れ・メモリ不足等: デバイスドライバ層)
OutDiscards 送信側ドロップパケット数(負荷等による一時的な送信バッファ不足: ネットワークスタック層)

ハートビート(hvhb)

親パーティション(Hyper-V管理ツール)から子パーティション(SEIL/x86 Fuji)の死活状態の確認が可能です。

その他のデバイス

レガシーネットワークアダプタとCOMデバイスはサポートしていません(認識し、部分的には動作します)。