interface <vlan>

VLANインタフェースを設定する。

実行権限
admin
対象機種
SEIL/B1, SEIL/X1, SEIL/X2, SEIL/x86 Fuji, SEIL BPV4
設定上限
機種 上限 設定値
SEIL/B1 8 vlan0 - vlan7
SEIL/X1 32 vlan0 - vlan31
SEIL/X2 32 vlan0 - vlan31
SEIL/x86 Fuji 32 vlan0 - vlan31
SEIL BPV4 32 vlan0 - vlan31

interface <vlan> tag

インタフェースのVLANタグを設定する。

interface <vlan> tag { <tag> [over <lan>] | none }
<tag>
VLANタグの値
設定範囲
1 - 4094
none
VLANタグを削除する
  • 当該インタフェースがブリッジグループに関連付けられている場合は削除できません。
over
VLANインタフェースを関連付けるLANインタフェースを設定する
既定値
lan0
<lan>
関連付けるLANインタフェース名

interface <vlan> address

インタフェースのIPアドレスを設定する。アドレスが設定済みの場合は1つ目のアドレスを上書きする。

interface <vlan> address <IPaddress>[/<prefixlen>]
<IPaddress>[/<prefixlen>]
インタフェースのIPアドレスとプレフィックス長

Note

prefixlenを省略すると、IPv4アドレスはそのアドレスが属するクラスのプレフィックス長が、IPv6アドレスは/64が設定されます。

ハードウェアアドレスから自動生成されたIPv6アドレスがduplicated状態になった場合、該当インタフェースでのIPv6通信をすべて停止します。 停止したIPv6通信を再開するには、IPv6アドレスの重複を解消した後に、該当インタフェース(LANおよびVLANインタフェースのみ)をリンクダウンまたはduplicated状態のSEILを再起動する必要があります。

VLANインタフェースにアドレスを設定するには、当該VLANインタフェースにVLANタグが設定されている必要があります。

IPv4アドレスは最大4個まで、IPv6アドレスは最大8個まで設定できます。

interface <vlan> add

インタフェースのIPアドレスを設定する。アドレスが設定済みの場合はエイリアスアドレスとして追加する。

interface <vlan> add <IPaddress>[/<prefixlen>]
<IPaddress>[/<prefixlen>]
インタフェースのIPアドレスとプレフィックス長

Note

prefixlenを省略すると、IPv4アドレスはそのアドレスが属するクラスのプレフィックス長が、IPv6アドレスは/64が設定されます。

ハードウェアアドレスから自動生成されたIPv6アドレスがduplicated状態になった場合、該当インタフェースでのIPv6通信をすべて停止します。 停止したIPv6通信を再開するには、IPv6アドレスの重複を解消した後に、該当インタフェース(LANおよびVLANインタフェースのみ)をリンクダウンまたはduplicated状態のSEILを再起動する必要があります。

VLANインタフェースにアドレスを設定するには、当該VLANインタフェースにVLANタグが設定されている必要があります。

IPv4アドレスは最大4個まで、IPv6アドレスは最大8個まで設定できます。

interface <vlan> delete

インタフェースのIPアドレスを削除する。

interface <vlan> delete { <IPaddress> | all }
<IPaddress>
削除するIPアドレス
all
すべてのIPアドレスを削除する

Note

IPv6リンクローカルアドレスは削除できません。

interface <vlan> mtu

インタフェースのMTUを設定する。

interface <vlan> mtu { system-default | <size> }
<size>
MTU値
設定範囲 単位
1280 - 1500 Byte
system-default
既定値を使用する
既定値
1500

interface <vlan> tcp-mss

IPv4 TCP MSS調整を設定する。

interface <vlan> tcp-mss { <size> | off | auto }
<size>
MSS値
設定範囲 単位
32 - 32767 Byte
off
調整しない
auto
MTU値を元に自動調整する

interface <vlan> tcp-mss6

IPv6 TCP MSS調整を設定する。

interface <vlan> tcp-mss6 { <size> | off | auto }
<size>
MSS値
設定範囲 単位
32 - 32767 Byte
off
調整しない
auto
MTU値を元に自動調整する

interface <vlan> description

インタフェースの説明文を設定する。

interface <vlan> description <description>
<description>
説明文
設定範囲 備考
1 - 64文字 空文字列("")指定可
  • 空白文字を含む場合は全体を ' ' (シングルクォーテーション)で囲みます。

Note

  • 説明文は動作に影響しません。