SEIL/x86をSMFサービスアダプタとして使用する設定手順

SEIL/x86をSMFv2サービスアダプタとして利用するために必要な設定手順を説明します。

SEIL/x86は、初期状態ではスタンドアロンのルータとして動作するため、SMFサービスアダプタとして使用するにはいくつかの準備が必要です。 ここでは、仮想マシンまたは物理マシンにインストールした直後のSEIL/x86を、SMFサービスアダプタとして設定する手順を説明します。
  1. 設定のための接続環境を準備する

    仮想コンソールを使用してSEIL/x86にログインし、Telnetを有効化します。 使用するハイパーバイザ(仮想マシンホスト)によって仮想コンソールからのテキストの転送(コピー&ペースト)が可能な場合には、 Telnetを使用せず仮想コンソールのまま作業しても構いません。

    login: admin
    Last login: Fri Aug 17 12:35:25 2012 from 192.168.0.2 on console
    Copyright (c) 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2002, 2003, 2004, 2005
        The NetBSD Foundation, Inc.  All rights reserved.
    Copyright (c) 1982, 1986, 1989, 1991, 1993
        The Regents of the University of California.  All rights reserved.
    
    # interface lan0 address 192.168.0.10
    # telnetd enable
    
    • ログインアカウントは "admin" を使用します。初期状態でパスワードは設定されていません。
    • 初期状態ではインタフェースにIPアドレスが設定されていないため、Telnetクライアントとなるコンピュータのネットワークに合わせたIPアドレスを設定してください。
  2. 起動キーをインストールする

    Telnet接続または仮想コンソールから、起動キーをインストールします。

    # install-key from stdin
    please enter key data ("." for end of key data)
      <キーを入力(長いため、コピーペーストをお勧めします)>
    .OK? [y/N] y
    Startup Key:
      Distribution ID : 0001-0000-0000-0086-FFFF-FFFF-0000-0000
      Memo     : Distributed via SEIL Community Site.
      Status   : VALID and registered.
    #
    • 起動キー(starterkey.txt)はテキストファイルです。ファイルの内容を入力し、行頭で"."を入力してください。
    • キーが正常に読み込まれるとキーの情報が表示されます。表示される Distribution ID は起動キーに対応する一意のIDで、 SMFにおいてサービスアダプタ(SEIL/x86)の識別に用います。
    • インストール済みのキーの情報は"show key"コマンドでも参照できます。
  3. 起動モードを変更する

    SMFモードで動作するために起動モードを切り替えます。

    # set boot mode smfv2
    #
    • setコマンドはシステム領域の設定を変更するため、コンフィグを初期化してもモード設定は初期化されません。

以上で設定は終了です。設定終以降 SEIL/x86 を起動すると、SMFモードで起動します。

SEIL/x86をサービスアダプタとして運用するためには、SACMなどのサービスにDistribution IDを登録する必要があります。