サービスアダプタによるコンフィグ取得を繰り返す
SMFv2 Mode「コンフィグ取得を繰り返す」「コンフィグ取得が記録されない」といった、起動時のコンフィグ取得に関する対処法
- 「コンフィグ取得情報」に「取得理由:モジュール同期失敗」が表示され、「サービスアダプタによるコンフィグ取得」イベントが繰り返し記録される
コンフィグのインターネット接続設定に誤りがある
- PPPoE接続設定の誤り
注:IDやパスワードなどの文字列誤りのほか、サービスによっては回線品目や利用地域が制限される(契約と異なる回線種別や地域で利用できない)場合があります。
- 経路の設定誤り
手順
正しい設定に変更し「次回起動時反映」を行う
コンフィグのリゾルバ設定に誤りがある
- リゾルバが無効化されている
- 参照先DNSが設定されていない
- 参照先DNSが正しくない
- DNSを自動取得でなく静的に設定する場合は、利用するインターネットアクセス回線で使用可能なDNSであるか確認してください。
- ISPが自社ユーザ向けに提供するDNSは、サービス外のネットワークから利用できない場合があります。ISP変更時はリゾルバの設定変更漏れに注意が必要です。
手順
正しい設定に変更し「次回起動時反映」を行う
コンフィグの経路設定に誤りがある
手順
- サービスホストへのアクセス経路が正しくない利用するSMFサービスの通信要件に沿って適切な経路を設定する必要があります。
- リゾルバが使用するDNSへの経路が正しくないDNSと通信するための適切な経路を設定する必要があります。
サービスホストへのアクセスが遮断されている
- 自身のIPパケットフィルタによって遮断される
- 通信経路上のファイアウォール等によって遮断される
手順
SACMの通信要件に沿って通信を許可する
リゾルバによるDNSへのアクセスが遮断されている
- 自身のIPパケットフィルタによって遮断される
- 通信経路上のファイアウォール等によって遮断される
手順
DNSサーバとの通信を許可する
指定されたファームウェアバージョンが古い
- ハードウェアリビジョンによって使用可能なファームウェアバージョンに下限が設けられているため、最新でないファームウェアが指定されていると使用できない場合があります。
- 参照:
- 参照:SEIL/X4のハードウェアリビジョン
手順
ハードウェアリビジョンに適合するファームウェアバージョンを指定する(最新バージョンを推奨)
機種とファームウェアが対応していない
- 他の機種を使用していたSAコードに、以前と異なる(ファームウェアの互換性が無い)機種を割り当て、ファームウェアを変更していない
手順
適切なファームウェアを設定し「次回起動時反映」を実施する
ISP障害の可能性
手順
ISPに問い合わせる
回線障害の可能性
- イベントに「サービスアダプタによるコンフィグ取得」が記録されている場合は、コンフィグが取得可能であることから回線障害の可能性は低いといえます。
手順
回線事業者に問い合わせる
