IPv6パケットフィルタ

IPv6パケットをフィルタリングするための基本的な設定例

手順

  • 動的フィルタを使用し、送信パケットに対する応答のみパスする例
    filter.ipv6.101.action     : pass
    filter.ipv6.101.interface  : ge0
    filter.ipv6.101.direction  : out
    filter.ipv6.101.state      : enable
    filter.ipv6.101.logging    : off
    filter.ipv6.999.action     : block
    filter.ipv6.999.interface  : ge0
    filter.ipv6.999.direction  : in
    • デフォルトのポリシーとして、OUT 方向はパス、IN方向はブロックとします(999番のパラメータ)。
    • 101 番のパラメータの state : enable によって、送信パケットをきっかけとして、当該通信の送受信IPアドレス及びポート番号を一時的にパスする動的フィルタルールが生成されます。
  • SMFv2サービスのサービスホストとの通信をパスする例
    filter.ipv6.0.action               : pass
    filter.ipv6.0.interface            : any
    filter.ipv6.0.direction            : in
    filter.ipv6.0.source.address       : 2001:240:bb88::/48
    filter.ipv6.0.logging              : off
    filter.ipv6.1.action               : pass
    filter.ipv6.1.interface            : any
    filter.ipv6.1.direction            : out
    filter.ipv6.1.destination.address  : 2001:240:bb88::/48
    filter.ipv6.1.logging              : off
    • サービスホスト群のIPv6アドレスについて、IN方向とOUT方向でパスします。
    • パケットをブロックする他のエントリよりも上位となるよう、インデックス番号に小さめの値を使用します。