PPPoE

PPPoE接続サービスを利用するために必要なコンフィグパラメータの設定例

このタスクについて

NTTフレッツなどのPPPoE接続サービスを利用するために設定します。

始める前に

ONUやADSLモデムにはGE0ポートを接続します。

手順

  • 1個のIPv4アドレスが払い出される接続サービスの場合
    interface.ge1.ipv4.address  : 192.168.0.1/24
    interface.pppoe0.id         : username@example.jp
    interface.pppoe0.password   : authPassword
    route.ipv4.0.destination    : default
    route.ipv4.0.gateway        : pppoe0
    • LAN側インタフェース(ge1)のIPアドレスには、任意のプライベートIPアドレスを設定します。
  • IPアドレスネットワーク型払い出し(IP Unnumbered)の接続サービスの場合
    interface.ge1.ipv4.address     : 203.0.113.1/29
    interface.pppoe0.id            : username@example.jp
    interface.pppoe0.password      : authPassword
    interface.pppoe0.ipv4.address  : ge1
    interface.pppoe0.ipcp.address  : disable
    route.ipv4.0.destination       : default
    route.ipv4.0.gateway           : pppoe0
    • Unnumbered型の設定時は、LAN側インタフェース(ge1)にISPより割り当てられたIPv4グローバルアドレスを設定し、PPPoEインタフェース(interface.pppoe0.ipv4.address)に ge1 を設定します。これによりpppoe0ではge1からIPv4グローバルアドレスを借りて通信します。
    1. LAN側ネットワークでプライベートアドレスのセグメントを併用する場合は次のようなコンフィグを追加します。
      interface.ge1.ipv4.alias.0.address  : 192.168.0.1/24
      • 併用するプライベートアドレスをエイリアスアドレスとして追加します。
  • インターネット通信のためにNAPTを使用する場合
    プライベートアドレス空間のクライアント端末からインターネット通信を使用するためには、NAPTのコンフィグを追加します。
    nat.ipv4.napt.0.private    : 192.168.0.0-192.168.0.255
    nat.ipv4.napt.0.interface  : pppoe0