Windows 8.1のVPN(L2TP/IPsec)設定手順

Windows 8.1のVPN機能を利用してリモートアクセスサーバ(L2TP/IPsec)へアクセスする基本的な設定手順を説明します。

始める前に

  • リモートアクセスサーバの設定は完了しているものとします。
  • IPsec事前共有鍵を設定するため、デスクトップ画面からコントロールパネルを操作する必要があります。

手順

  1. 設定情報を用意する
    項目 値(例) 備考
    リモートアクセスサーバのIPアドレス 203.0.113.1
    ユーザー名 seil@example.jp
    パスワード vpnpassword
    事前共有キー ipsecpskey
  2. デスクトップ画面で「設定」チャームを開き、「コントロールパネル」をクリック(タップ)する
    • 「コントロールパネル」が表示されます。
  3. 「ネットワークとインターネット」をクリック(タップ)する
  4. 「ネットワークと共有センター」をクリック(タップ)する
  5. 「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック(タップ)する
  6. 「職場に接続します」を選択し、「次へ」をクリック(タップ)する
  7. 「インターネット接続(VPN)を使用します」をクリック(タップ)する
  8. 「インターネットアドレス」および「接続先の名前」を入力する
    • 「インターネットアドレス」にリモートアクセスサーバのIPアドレスを入力します。
    • 「接続先の名前」に任意の設定名を入力します。
    • 入力後、「作成」をクリック(タップ)してください。「ネットワーク」チャームが表示されますが、ここでは無視し「ネットワークと共有センター」の操作に戻ってください。
  9. 「アダプター設定の変更」をクリック(タップ)する
    • 「ネットワーク接続」が表示されます。

  10. 「VPN 接続」を選択し、「この接続の設定を変更する」をクリック(タップ)する
    • 「VPN 接続のプロパティ」が表示されます。
  11. 「セキュリティ」タブを表示し、「詳細設定」をクリック(タップ)する
    • 「詳細プロパティ」が表示されます。
  12. 「認証に事前共有キーを使う」を選択し、キーを入力する
    • 入力後、「OK」をクリック(タップ)し「詳細プロパティ」および「VPN 接続のプロパティ」を閉じてください。
    • 「ネットワーク接続」に戻ります。
  13. 「VPN 接続」を選択し、「この接続を開始する」をクリック(タップ)する
    • 「ネットワーク」チャームが表示されます。
  14. 「VPN 接続」をクリック(タップ)し、表示された「接続」をクリック(タップ)する
    • VPN接続が開始されます。
    • 認証のため「サインイン」が表示されます。
  15. 「ユーザー名」および「パスワード」を入力する
    • 入力後、「OK」をクリック(タップ)してください。

タスクの結果

  • 以上で設定は完了です。

次のタスク

  • 接続に失敗する場合はエラーメッセージに従い、設定内容等を確認してください。