無線LANのトラブルシュート

SA-W1の無線LANアクセスポイントが正常に利用できない場合のトラブルシュート手順を説明します。

このタスクについて

無線LANは配線が存在せず、また、利用環境の影響を受けやすいため、有線の場合と比べてトラブルシュートが難しくなりがちです。

手順

  1. コンフィグにエラーが無いことを確認する
    • コンフィグにエラーがあると、設定が反映されないため無線LANアクセスポイントが有効になりません。
  2. コンフィグで無線LANアクセスポイントが有効であることを確認する
    • 無線LANアクセスポイントは、動作に必要なパラメータを設定した上で、機能自体を有効化するよう設定する必要があります。
  3. 無線LANインタフェースがup状態であることを確認する
    • コンフィグが正常に反映されると、無線LANアクセスポイントが動作を開始します。
    • 無線LANインタフェースがup状態であることを確認してください。
  4. 無線LAN LEDが点灯していることを確認する
    • 無線LANアクセスポイントを有効化したコンフィグが反映されているにもかかわらず無線LAN LEDが点灯しない場合は故障が疑われます
  5. コンフィグで設定したSSIDに対して接続可能であることを確認する
    1. SSIDの隠蔽機能を使用している場合
      • SA-W1のコンフィグに設定したSSIDに対して接続を試み、通信できるかどうかを確認してください。
      • 無線LANインタフェースのステータスを確認し、クライアント一覧に無線LANクライアントのMACアドレスが表示されるかどうかを確認してください。
    2. SSIDの隠蔽機能を使用していない場合
      • 無線LANクライアントにて、接続先候補としてSA-W1に設定したSSIDが表示されるかどうかを確認してください。
      • SA-W1のSSIDに対して接続を試み、通信できるかどうかを確認してください。
      • 無線LANインタフェースのステータスを確認し、クライアント一覧に無線LANクライアントのMACアドレスが表示されるかどうかを確認してください。
  6. 無線LANクライアントの一覧に無線LANクライアントのMACアドレスが表示されることを確認する

タスクの結果

以上の確認を実施し、いずれも正常である場合には、無線LANアクセスポイントに問題は無いと考えられます。