ポートミラーリング

任意のスイッチポートの入出力パケットを他のポートにコピーできます。

対象機種
SEIL/X4
1. デフォルトの動作状態
機能 状態 備考
ポートミラーリング 無効

ポートミラーリング

1個または複数のスイッチポートをモニターポートとし、当該ポートで発生する送信、受信、または両方のフレームをコピーし、別に指定するミラーポートから送信します。

これにより、ミラーポートに接続したホストは、モニターポートのフレーム送受信を観測できます。

モニターポート
フレームのコピー元とするポート。
GE0またはGE1の任意のポートを1個または複数指定できる。GE2は使用できない。
ミラーポート
フレームのコピー先とするポート。
GE0またはGE1の任意のポートを1個指定できる。GE2は使用できない。
コピー対象フレームの条件
条件としてモニターポートでの送信、受信、または送受信(両方)を指定できる。
指定に該当する方向のフレームをコピーし、ミラーポートから送信する。
アドレスやプロトコルなどの条件は指定できない。
注: ミラーリングによるフレームのコピーはスイッチ内で行われイーサネットインタフェースを経由しないため、コピーフレームのパケットキャプチャやフィルタリングはできません。
注: ミラーポートに接続するフレーム観測用ホストは通信を発生させないでください。観測用ホストが関わるフレームがモニターポートからミラーポートへコピーされ、予期せぬ観測トラブルにつながる可能性があります。