SMF静的接続設定

SMFv2 Modeシステム起動時のコンフィグ自動取得に用いるインターネット接続設定に、システム既定外の静的な設定(SMF静的接続設定ファイル)追加することができます。

サービスアダプタはコンフィグ自動取得のために、IPCPやDHCPといったIPアドレス自動設定の仕組みを利用する複数のインターネット接続設定を内部に持ち、システム起動時にこれらを順に使用してコンフィグ取得を試行します。しかし、IPアドレス自動設定の仕組みが提供されないISPサービスを利用する場合はこれらによるコンフィグ取得が成功しないため、個別に作成した設定ファイル(SMF静的接続設定)をストレージから読み込み、コンフィグ取得試行手段に追加する必要があります。
注:
  • SMF静的接続設定は最初の取得手段として使用されますが、成功しない場合は他の方法も使用します。SMF静的接続設定のみに限定することはできません。
  • SMF静的接続設定はコンフィグ取得時にのみ使用します。コンフィグ取得に成功すると、取得したコンフィグをシステムに反映しなおして動作します。
利用可能なストレージ
機種 USBメモリ 内部ストレージ(FAT領域)
SEIL/X4, CA10 ×
SEIL/x86 Ayame ×

SMF静的接続設定ファイルの書式

ファイル名
smf-line.txt
改行コード
CRLFまたはLF
注:
CR(Macintosh形式のテキストファイル)は動作無保証
書式の概要
本装置の通常のコンフィグと同様の書式でSACMサービスホストとの通信に必要な設定を記述する
1. 記述可能なキー
キー
interface. で始まるキー(interface.ge1p[0-3].mediaを除く)
route. で始まるキー
resolver. で始まるキー
  • 表に含まれないキーは全て無視します。
  • コンフィグ取得時はSACMサービスホストのネットワークセグメントとの通信のみ許可するフィルタ設定が自動的に追加されます(ファイルの内容は変更されません)。

USBメモリへの保存について

  • ファイルシステムのルート(最上位階層)に保存してください。
  • USBメモリは電源投入前に接続してください。
  • 起動するたびに読み込む必要があるため、USBメモリを取り外して運用することはできません。
  • 起動時に複数のUSBメモリが接続されていたり、複数のパーティションが存在する場合は、次の順に確認し、最初に見つけた設定ファイルを使用します。
    1. USB0のパーティション0
    2. USB0のパーティション1
    3. USB1のパーティション0
    4. USB1のパーティション1
  • USBメモリのフォーマットはFAT16およびFAT32をサポートします。
注:
  • アクセス中のUSBメモリを取り外すと動作異常の原因となります。

内部ストレージへの保存について

次の手段で内部ストレージのFAT領域へ設定ファイルを保存できます。
  • smf コマンドを実行する
    • システムを起動しシェルにログイン可能である必要があります。
  • 仮想ディスクのFAT領域を他のOSにマウントしファイルを配置する
    • システムを起動せずに設定することができます。

ファイルのエラー

設定ファイルの読み込みエラー時はSMF静的接続設定によるコンフィグ取得試行をスキップします。