show status ndp

NDPの動作状況を参照する

コマンドの書式

show status ndp

出力例：NDPのステータス

State: D - Delay, I - Incomplete, P - Probe, R - Reachable, S - Stale
  
Flags: R - Router, p - Proxy neighbor advertisement
       <decimal number> - The number of NS probes the node has sent.
 
Neighbor                                Linklayer Address  Netif Expire    S Fl
2001:db8::1                             00:0c:29:c8:08:77    ge2 23h58m27s S
fe80::20c:29ff:fec8:876%ge2             (incomplete)         ge2 expired   I  2
fe80::20c:29ff:fec8:877%ge2             00:0c:29:c8:08:77    ge2 23h58m58s S

説明

項目 項目の意味
Neigbor 近隣ノードのIPv6アドレス
LinkLayer Address 近隣ノードのMACアドレス
  • アドレスが使用可能ではない場合"(incomplete)"となります
Netif キャッシュ情報を持つインタフェース
Expire キャッシュ情報の有効期間
S キャッシュ情報の状態
I
Incomplete（不完全）
R
Reachable（到達可能）
S
Stale（古い）
D
Delay（遅れ）
P
Probe（探索）
?
未知の状態
Flags キャッシュ情報のフラグ
  • ルータ広告を行う近隣ノード（ルータ）は"p"となります。
  • このフィールドには10進数値が続くことがあり、この数値は、現在までの間にこのノードが送出した NS プローブ数を示します。